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熱海旅行記~起雲閣編~

さてさて、熱海旅行記第2弾です。

 

 前回のこの記事の途中に脳内で上手い事差し込んでください。↓

熱海旅行記~秘宝館、88TEES CAFE、来宮神社編~

 

88TEES CAFEで休憩した後は「起雲閣」に行ってきました。

 

 

 

起雲閣とは

1919年(大正8年)に 海運王と呼ばれた内田信也が実母の静養の場所として建てた別荘であり、非公開の「岩崎別荘」、今はなき「住友別荘」と並んで熱海の三大別荘と呼ばれる近代建築です。

1947年(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え、中には山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など日本を代表する文豪らに愛されてきました。

 青森の文豪太宰治も昭和23年に療養もかねて起雲閣別館に宿泊し「人間失格」を執筆しました。(残念ながら起雲閣別館は昭和63年に取り壊されてしまいました)

 

また、2014年に放送されたNHK連続テレビ小説「花子とアン」では、九州の石炭王である嘉納伝助の屋敷として使われた事でさらに観光客が増え、熱海を代表する人気スポットとなりました。

 

表門は薬医門造り

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起雲閣の玄関口である表門は薬医門(やくいもん)造りとなっており現存する事例が少なく、貴重な文化的・歴史的遺産です。

 

起雲閣に向かって歩いていると目の前にドドーンと現れます。

 

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別邸創建以前にあったと言われる蔵です。まごう事なき蔵です。休日はボランティアさんが常駐し、起雲閣や近所のオススメを教えてくれます。

 

 

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館内は3000坪の広大な敷地でその内1000坪が日本庭園と言う笑っちゃうくらいのスケール感です。

 

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入り口で入館料大人ひとり510円を支払って館内へゴーです。

 

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館内はこんな感じ。日本庭園の周りを建物がぐるりと取り囲んでいるようなつくりになっています。

 

和館「麒麟・大鳳の間」(きりん・たいほうのま)

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麒麟の間。

鮮やかなブルーが目を引く壁は旅館になってから塗り替えられたものです。

「加賀の青漆喰」と呼ばれる石川県加賀地方の伝統的な技法であり、旅館を開業した桜井兵五郎が石川県出身だったため取り入れられました。

 

階段をのぼって2階へ上がると

 

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「大鳳の間」

麒麟の間と近い造りですが竹材を使用した障子や金粉を使用した金雲模様の襖など細部にこだわりを感じます。

また、旅館開業当時太宰治が宿泊したのがこの大鳳の間です。

 

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窓ガラスも当時の職人が一枚一枚熱して流し込んだ「大正ガラス」が残されていて微妙な歪みさえも美しく感じます。ノスタルジーですね。

 

洋館「玉姫」(たまひめ)

再び1階に降りて

 

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二代目の当主、根津嘉一郎が1932年に増築した洋館です。

サンルームの床はタイルがぎっしり敷き詰められていています。

 

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 上を見上げると日光をたくさん取り入れるために、ステンドグラスが埋め込まれています。豪華賢覧。

 

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さらに洋館玉姫の奥に入っていくとヨーロッパ調の暖炉や家具が並んでいながら和風な梁や柱の和洋折衷な部屋に。

 

洋館「玉渓」の間(ぎょくけい)

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引用:起雲閣の見どころ|熱海市役所

こちらの部屋も和洋折衷の造りになっています。

 

撮り忘れてたので参考画像でどうぞ!

 

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 なんとも和風な暖炉ですね。

 

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起雲閣ゆかりの文豪の間「初霜」

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 引用:熱海・起雲閣へ(その2) | JINさんの陽蜂農遠日記 - 楽天ブログ

 太宰治が「人間失格」を執筆した起雲閣別館があった場所です。なるほどこの地で。

またもや参考画像ですありがとうございます。

 

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残念ながら昭和63年に取り壊されてしまいました。

 

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熱海で太宰さんこんにちは!

 

尾崎紅葉の間「春風」

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尾崎紅葉

「二人比丘尼 色懺悔」や未完の「金色夜叉」で知られる小説家。正岡子規と並んで新派と称された。

 

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 紅葉の名前をイメージしてか壁が紅葉したかのような鮮やかな赤で統一されています。

 

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 初代お宮の松の写真も飾られています。

 

坪内逍遙の間「松風」

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 坪内逍遥

「小説神髄」やシェイクスピア全集の翻訳などで知られる小説家。晩年は熱海で過ごした。

 

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先ほどの紅葉の間に比べてだいぶ落ち着いた印象の部屋。

 

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自画像が飾ってありました。と言っても飾りはこれくらい。質素。

 

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時間に余裕がある場合は坪内逍遥ゆかりの地を訪れてみても。

 

「金剛の間」

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 柱と梁に螺鈿装飾(貝殻の内側の虹色の部分を使った豪華な模様)を施した格式高い雰囲気の部屋です。

 

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ここにも暖炉が。金持ちのステータスそれは暖炉。

 

「ローマ風浴室」

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浴室も洋風のローマ感あふれる造り。阿部寛が出てくるかと思った。

 

途中、展示室なる所で熱海出身の画家さん親子の展示会を行っていました。

 

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繊細なタッチで熱海の自然を幻想的に描いていました。

 

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朧月~。

 

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旧大浴場。脱衣所のスペースがありませんが・・・

 

「孔雀の間」

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孔雀の間につながる廊下。竹の格子がオシャン。

 

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起雲閣の中で最も古く現存する建物。孔雀の間。

先ほどの麒麟の間、大鳳の間のような華やかさはないですが壁の色がシックだからかとても落ち着いた雰囲気の部屋です。

 

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ライトは洋風でした。文明開化ですね。

 

庭園散策

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軽く森か?ってくらいの広大な敷地にしっかり整備された庭園。紅葉の頃にはまた違った景色を見る事ができそうです。

 

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麒麟・大鳳の和館と玉姫、玉渓の洋館を外から。

 

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 池もあります。

 

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こうして我々は起雲閣を堪能したのでした。

 

公式サイトはコチラ➡起雲閣(きうんかく)へようこそ|熱海市役所

 

あとがき

熱海に行った際には文豪気取りで起雲閣を堪能しましょう。

 

 

 

起雲閣で「人間失格」を執筆した太宰治の生家「斜陽館」についてはコチラ↓

www.shiro-t-daisuki.com

 

以上

へばまた~